オープンソース・ストーリーがご紹介する Co.Lab は、オープンソースの原則に基づく学習体験であり、学生たちに広大なテクノロジーの世界にアクセスする機会を与えます。
STEM (科学、技術、工学、数学) 学習への関心を高めるためのアウトリーチ活動として、2017 年に開始されたこのプログラムは、DIY (do-it-yourself) キットとインタラクティブなワークショップを通じ、学生たちがオープンソースを使用して複雑な問題を共に解決できるようにするプログラムです。
Co. Lab プログラムは、コミュニティへのアウトリーチ活動を拡大し、より多くの学生にテクノロジーに興味を持ってもらう手段として始まりました。その使命は変わりませんが、Co.Lab は急速に Red Hat® の中核的なプログラムへと進化しました。このプログラムでは、バーチャルラーニングに対応し、個人が独自のワークショップを運営できるようにし、キットをより多くの対象者が利用できるようにしました。
DIY (do-it-yourself) キットによって、生徒はブレッドボードと回路の仕組み、ロボットの作成方法とそのロボットを歩行させる方法、そして、回路の基本を学びながら農場を作る方法を、すべてオープンソース手法を使用して学ぶことができます。問題解決能力と STEM スキルを活用して、優れたものを自分で作れるようになります。
Co.Lab キットを見るCo.Lab での指導は、私にとっても生徒たちにとっても楽しい共有体験でした。LED カードに明かりが点ると同時に彼らの顔が輝くのを見たときには誇らしくて胸がいっぱいになりました。1 台のウェブカメラを通じて、エキサイティングな新しいことを効果的に教えることができたからです。
このようにコミュニティが主導するコラボレーティブなイニシアチブは、進取的でキャリアに不可欠なスキルが得られるという点で、若いコーダーにとってますます重要になっています。
オープンソースはコミュニティにも人にもオープンで、何かを探せば必ず見つけることができることを学びました。オープンソースは、何かを見つけるのに本当に役立つと思います。
オープンに活動するということは普遍的な概念なので、Co.Lab の取り組みは世界規模に広がりました。プログラムの開始以来、Co.Lab ワークショップは 12 カ国以上で開催されました。そして、これはまだ始まりにすぎません。
Co.Lab は、Red Hat がどれだけ真摯にオープンソースと向き合っているかを示す事例の 1 つにすぎません。オープンソース・エコシステムを保護し、オープンな組織文化を通じてイノベーションを促進し、世界中の STEM プログラムに時間とリソースを提供するために Red Hat がどのようにソフトウェアの自由を擁護しているか、その取り組みをご覧ください。
オープンソースとは何か、また、コミュニティからエンタープライズにつながる Red Hat の開発モデルについて説明します。オープン・オーガニゼーションの魅力をご覧ください。
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