各バージョンの概要

Red Hat Enterprise Linuxの現在および過去のバージョンの概要

Red Hat® Enterprise Linux®では、新しいバージョンのたびに新しい機能と能力を追加しています。当社はメジャーバージョン (3、4、5、6) に関して、明示した期間、つまり「ライフサイクル」にわたってサポートとメンテナンスを提供します。ライフサイクルに基づいて効果的にRed Hat Enterprise Linuxに関する計画を立て、デプロイし、サポートしていくことができます。

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特定のスナップショットをこれよりも長い期間使用したいという組織のために、Red Hatからはさまざまなアドオンオプションが提供されるので、組織の柔軟な運用が可能になります。

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バージョン6

効率性、スケーラビリティ、信頼性

高いスケーラビリティを持つマルチコアシステム向けに最適化されているRed Hat Enterprise Linuxは、基盤となるシステムの複雑さを管理し、データのボトルネックを軽減するため、アプリケーションは最高の状態で動作することができます。

Red Hatは、ハードウェアパートナーおよび業界標準グループと緊密に連携することで、最新のハードウェアが市場に出ると同時に使えるようにしています。Red Hat Enterprise Linux 6では、オペレーティングシステムがプラットフォームを制御することで、広範なシステム電源管理およびエンドツーエンドのデータ整合性を実現します。

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まったく新しいリソース管理

管理者とアプリケーション開発者は、プロセス、アプリケーション、さらにゲストごとにポリシーを設定でき、これによってネットワーク、メモリ、CPUの使用をビジネスニーズやサービスレベル契約 (SLA) に適合させることができます。

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組込まれたセキュリティ

ホストとして、ゲストとして、またクラウド内でも、アプリケーションは共通の包括的なテクノロジとポリシーのセットによって保護され、それをRed Hatのグローバルなセキュリティレスポンスチームが支えます。

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安定性と管理性

アプリケーション開発と本稼働のための安定したプラットフォーム

Red Hat Enterprise Linuxに同梱されるすべてのパッケージについて、サポートとメンテナンスが受けられるという安心感の下で開発と導入を行うことができます。

LAMPスタックに加えて、アプリケーション開発ポートフォリオには次のようなスクリプト言語が含まれます。

  • PHP
  • TurboGears2フレームワーク
  • Eclipse IDE
  • デバッグ/チューニングツール

導入が容易であるだけでなく、先進的なキャッシングテクノロジを使用することにより、システムを複雑化することなく規模を拡大することができます。

Red Hat Enterprise Linuxは、クラウドサービス、ミドルウェア、Webアプリケーション、エンタープライズアプリケーションにわたって、アプリケーションを包括的にサポートします。

エンタープライズレベルの管理性

レッドハットでは、データセンターの運用について2つの管理カテゴリを用意しています。Smart ManagementアドオンRed Hat Network Satelliteサーバーによって一般的な管理機能が集中化および自動化されるため、データセンターではスタッフの負荷を増やすことなくシステムの規模を拡張できます。

また、レッドハットはプラットフォームをパッケージ化し、アプリケーションのニーズに合わせてインストールを変更できる、システム管理者が扱いやすいパッケージとして提供しています。

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統合仮想化機能

Red Hat Enterprise Linuxは、優れた仮想化ホストと、主なハイパーバイザすべてのゲストのどちらにもなれるように設計されています。カーネルに仮想化が組み込まれているため、管理者はシステム管理、セキュリティツール、認証のすべてを使用することができます。

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バージョン5

仮想化

すべてのRed Hat Enterprise Linuxサーバー製品は仮想化機能を備えており、デスクトップ製品の一部でもオプションとして利用できます。

  • ストレージおよび拡張サーバー仮想化は、準仮想化 (Xen) と完全仮想化 (KVM) いずれかのゲストをサポートします。
  • Red Hat Networkは、仮想化したゲストオペレーティングシステムをサポートしています。
  • 単一のシステム向け、またはスクリプトによる仮想管理を行うための管理ツールとして、Virt-managerおよびlibvirt/virshが用意されています。
  • 企業における仮想化管理を行うために、Red Hat Enterprise Virtualizationとの統合が可能になっています。

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カーネルとパフォーマンス、管理機能

カーネルとパフォーマンス

  • 最大限の柔軟性を確保するための継続的なハードウェアサポート
  • SystemTapなどの開発ツールおよびパフォーマンスツール
  • 単一ルートI/O仮想化 (SRIOV) などの高度なI/Oパフォーマンスおよび仮想化テクノロジ
  • 物理システムと仮想システムの両方について大規模なSMPをサポート
  • IPv4/IPv6フラグメンテーションオフロードおよびバッファ管理

管理機能

  • インストーラに対する多数の改善によって容易になったシステム構成作業
  • Red Hat Network用のYum/Pupベースのアップデータ
  • アドオンによるCongaクラスタおよびストレージ管理
  • Red Hat Network Satelliteサーバーによる統合的サポート

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セキュリティとストレージ

セキュリティ

  • すべてのサービスにおけるマルチレベルセキュリティ (MLS) およびターゲットポリシーなどの堅牢なSELinux実装
  • インターネットプロトコルセキュリティ (IPsec) 拡張機能によるセキュリティとパフォーマンスの向上
  • Exec Shieldの機能拡張: コールフレームのCanaryワード、ハッカーに対する防御の強化など
  • 新しい監査機能により、新しい強力な検索/レポート作成とリアルタイム監視を実現

ストレージ

  • ルートデバイスのマルチパスI/O (MPIO) のサポートによって可用性を向上
  • ブロックデバイスのデータ暗号化のサポート
  • ext4ファイルシステムなど、柔軟性を高めるための継続的なアップデート

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デスクトップ環境

  • X自動設定、NetworkManagerなど、基礎的なStateless Linux機能
  • ディスクを使ったスタンバイ機能など、ACPIサポートの強化
  • 公開鍵暗号基盤 (PKI)/Kerberos認証を使用したスマートカードログイン
  • 統合マルチメディアサポート
  • 広範なプラグアンドプレイハードウェアをサポート (カメラ、プリンタ、スキャナなど)
  • NetworkManagerによる有線および無線ネットワークの自動構成
  • Accelerated Indirect GLX (AIGLX)/Compizによるグラフィックスの強化 (フェード、透過など)

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開発環境、ネットワークと相互運用性

ネットワークおよび相互運用性

  • ネットワークストレージの強化: Autofs、FS-Cache、Internet Small Computer System Interface (iSCSI) のサポートなど
  • IPv6のサポートとIPv6への準拠の拡大
  • Windowsのサポートなど、Microsoftのファイル/印刷とActive Directory統合の強化

開発環境

  • アプリケーション開発ツールの強化: SystemTapプロファイラ、Fryskデバッガなど
  • GCC 4.1およびglibc 2.5ツールチェーン

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バージョン4

Linux 2.6カーネル

Red Hat Enterprise Linux 4は、Linuxの2.6.9カーネルに基づく、きわめて高い安定性と堅牢性を持った商用製品です。カーネルは大きく進歩し、アルゴリズムと機能が強化されました。

  • 汎用論理CPUスケジューラ: マルチコアCPUおよびハイパースレッドCPUへの対応。
  • リードコピーアップデート: オペレーティングシステムのデータ構造に対するSMPアルゴリズムの最適化。
  • SMPと不均一メモリアクセス (NUMA) のサポートの拡張: パフォーマンスとスケーラビリティの向上により大型サーバーに対応。
  • ネットワーク割り込み緩和 (NAPI): ネットワーク負荷が高いときのパフォーマンス向上。

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ストレージとファイルシステムの向上

データストレージサブシステムにおけるスケーラビリティとパフォーマンスの向上として、以下が含まれます。

  • Ext3のパフォーマンスとスケーラビリティ。
  • Logical Volume Management (LVM) および柔軟な管理GUI。
  • 強化された ストレージ 論理ユニット番号 (LUN) 管理。
  • AutoFSv4による自動マウント。

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新しいセキュリティ機能

高度なセキュリティ機能として、以下が含まれます。

  • 強制アクセス制御: SELinuxでは、標準的なLinux環境で提供される既存の任意アクセス制御セキュリティ機能を補うMACインフラストラクチャが提供されます。
  • メモリ管理: Exec Shieldや位置独立実行形式などの機能が連携することにより、バッファオーバーフローなどの攻撃によってアプリケーションが侵害されるのを防ぐことができます。
  • コンパイルとランタイムの整合性チェック: GCCコンパイラに組み込まれた新しいバッファ検証技術、およびGlibcにより、不具合のあるアプリケーションが侵害される危険性が低下します。

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デスクトップ機能の拡張

豊富な機能を備えた使用しやすいデスクトップ環境には、以下が含まれます。

  • 個人の生産性: OpenOffice.org生産性スイート、 Firefox Webブラウザ、Evolution電子メールクライアントにより、仕事の効率が向上します。
  • プラグアンドプレイデバイスのサポート: USBディスクやデジタルカメラなどのデバイスを簡単に扱うことができます。
  • マルチメディア: RhythmBox、HelixPlayer、Totem、SoundJuicerなどのアプリケーションが用意されています。
  • ユーザー環境: GNOME 2.8により、整合性の高いグラフィカルなルックアンドフィールを提供しています。
  • 相互運用性: MicrosoftのActive DirectoryおよびNT LAN Manager (NTLM) の認証オプションを備えています。
  • IIIMF: 次世代の多言語Unicode入力メソッドのフレームワークを提供します。

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その他の機能

新しいメジャーリリースとして、Red Hat Enterprise Linuxのほぼすべての面が強化されています。その他の重要な改良として、以下が含まれます:

  • 15の言語をサポート: 英語、日本語、ドイツ語、ポルトガル語 (ブラジル)、韓国語、イタリア語、フランス語、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)、スペイン語、ヒンディー語、ベンガル語、パンジャブ語、タミル語、グジャラート語。
  • 監査: SELinuxおよび標準のLinuxイベントで総合的な監査機能を使用できます。
  • ファイルへのアクセス: NFSv4およびSAMBAを備えています。
  • 高度な構成および電力インターフェイス: Advanced Configuration and Power Interface (ACPI) 標準をサポートしています。

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バージョン3

複数アーキテクチャのサポート

Red Hat Enterprise Linux バージョン3のサポート:

  • Intel X86
  • Intel Itanium2
  • AMD AMD64
  • IBMのzSeries、POWER Series、S/390

(2004年5月のUpdate 2でIntel EM64Tを追加)。

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Native Posix Thread Library

この高性能マルチスレッド機能により、マルチスレッド対応アプリケーションのパフォーマンスが向上します。

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スケーラビリティの向上

大規模な対称型マルチプロセッシング (SMP)、メモリ、I/Oシステムに対応することで、Red Hat Enterprise Linuxバージョン3はバージョン2.1に比べて約2倍のサイズのサーバーをサポートできるようになりました。

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デスクトップ環境の向上

バージョン3には、Red HatのGNOMEベースのGUIと、総合的な個人生産性アプリケーションが含まれています。

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Webソリューション

以前はRed Hat Enterprise Linux AS用の別レイヤー製品として提供されていたRed HatのセキュアWebサーバーソリューションがApacheバージョン2にバージョンアップし、Red Hat Enterprise Linux製品の一部になりました。

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