Load Balancer
Red Hat® Enterprise Linux®のLoad Balancerアドオンは、TCP (Transmission Control Protocol) ロードバランシングを、アプリケーションとは独立して行います。このアドオンを構成する主なコンポーネントは、Linux Virtual Server (LVS) とPiranha Configuration Tool (GUI形式の管理ツール) の2つです。
Linux Virtual Server
Load Balancerアドオンを使用するには、2つのノードをアクティブ/パッシブ構成として設定します。これらのノードによって、トラフィック管理のサービスを冗長化します。LVSは、同等構成のコンピュータのペア上で動作します。1つはアクティブLVSルーター、もう1つはバックアップLVSルーターです。アクティブLVSルーターには、次の2つの役割があります。
- 物理サーバーへの負荷を振り分ける
- 各物理サーバー上のサービスの完全性を確認する
具体的には、サポートされている8つのロードバランシングアルゴリズムの1つに基づいて、サービス要求を仮想IPアドレスから物理サーバーにリダイレクトします。バックアップLVSルーターはアクティブLVSルーターを監視し、アクティブLVSルーターが停止した場合にその処理を引き継ぎます。
Piranha Configuration Tool
Piranha Configuration Toolは、WebブラウザベースのGUIツールです。構造化アプローチによってLVSの設定ファイルを作成するように設計されています。管理作業をGUIベースで、直感的かつ容易に実行できるので、lvs.confをテキストエディタで編集するという作業は不要になります。
縮小Load Balancerアドオンは、同じセットに属する物理サーバーへのIPの負荷を、事前に定められたアルゴリズムに基づいて分散します。動作可能なサーバーの間で負荷が均等に分散されるので、効率が最大化し、可用性が高まります。
物理サーバー上のサービスが正常に動作しているかどうかを、仮想サーバーがsend/expectスクリプトを使用して監視します。物理サーバー上のサービスの動作に問題がある場合は、正常動作に戻るまでの間、アクティブLVSからそのサーバーへのジョブ送信は停止されます。
PiranhaのGUIから、仮想と物理両方のサーバーを中央集中型で管理できます。物理サーバー上で実行されているサービスの監視も可能です。 設定と監視のツールも備えています。
Red Hat Enterprise Linux Server
Webサーバーからファイアウォールまで、Red Hat Enterprise Linux Serverのアドオンの組み合わせは接続の堅牢性を高めることができます。Red Hat Enterprise Linux ServerならばWebサービスの構築が容易であり、Load BalancerアドオンによってオープンソースのWebスタックが完成します。
Red Hat Enterprise Linux Load Balancerアドオンの詳細またはご購入については、Red Hatの営業までお問い合わせください。
Red Hatはパートナーと協力して、完全なソリューションを構築、最適化、提供しています。業界をリードするハードウェア、ソフトウェア、サービスプロバイダーベンダーの世界的ネットワークを通じて、Red Hatは実世界のビジネスにおける課題を解決する豊富なテクノロジソリューションを提供します。
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