Red Hat、オープンハイブリッドクラウドの実現に向けてクラウドインフラストラクチャ製品をアップグレード

<br><b>従来型の仮想化、OpenStackを使用したIaaS、<br>
そして統合されたクラウドインフラストラクチャ製品のアップデート版を提供開始</b><br>

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[ノースカロライナ州ラーレー 2014年1月22日(現地時間)発表]
米国報道発表資料抄訳

 

 オープンソースソリューションのプロバイダとして世界をリードするRed Hat, Inc.(NYSE:RHT、以下「Red Hat」)は本日、OpenStack対応クラウドインフラストラクチャ製品であるRed Hat Cloud Infrastructureのアップデートを発表しました。Red Hat Cloud Infrastructure 4.0は、インフラストラクチャやコストの効率と同時に、OpenStackをベースとする非常にスケーラブルな、パブリッククラウドのようなインフラストラクチャへ移行するための手段を企業に提供します。この新バージョンのRed Hat Cloud Infrastructureは、仮想化、クラウド、およびプラットフォームの各コンポーネントを緊密に統合しており、お客様は1組の仮想イメージだけを作成することによってイメージの不整合や重複を減少させることができます。

 成長するビジネスのニーズに対応するための継続的な対応の中で、企業各社は既存のデータセンターへの投資を活用するとともに、急速にクラウドインフラストラクチャのメリットを認識し始めています。Red Hat Cloud Infrastructure 4.0は、既存の従来型の仮想化環境と、新しいプライベートおよびパブリッククラウドリソースの橋渡しをする包括的なIaaS(Infrastructure-as-a-Service)プラットフォームをお客様に提供します。従来型のワークロードのために、Red Hat Enterprise Virtualizationを従来型の仮想化ソリューションの代替品を提供すると共に、世界で最も信頼されているLinuxオペレーティング環境であるRed Hat Enterprise Linux OpenStack Platformを使用した、緊密に統合化されたOpenStackクラウドフレームワークを提供します。最後に、複数のハイパーバイザ環境とクラウド技術に対する操作を統一する異種混合の管理ツールであるRed Hat CloudFormsも含くまれているため、企業は従来型のワークロードと弾力的なワークロードをプライベートクラウド、パブリッククラウド、およびデータセンターに、1つの一体化された環境として配備できます。統合化されたオープンプライベートクラウドスタックは、オープンハイブリッドクラウド構築への第一歩であり、Red Hat Cloud Infrastructure 4.0はこの包括的なクラウドインフラストラクチャを単一サブスクリプション製品として提供します。

 また、Red Hat Cloud InfrastructureにはRed Hat Enterprise Linux OpenStack Platformも含まれており、オープンソースおよびOpenStackコミュニティにおけるRed Hatのリーダーシップに裏付けられた、Red Hat Enterprise Linuxの安定性を企業に提供します。Red Hat Cloud Infrastructure 4.0は、Red Hatによって強化されたOpenStack Havanaコード、Red Hat Enterprise Linux 6.5、およびKVM(Kernel-based Virtual Machine)ベースのRed Hat Enterprise Virtualization Hypervisorを基盤として、各企業が持つプライベートクラウドに対するニーズへ柔軟に対応するために必要となる基本となる製品であり、最近IDGが出版するTechWorldによって「IaaS/PaaS Product of the Year」に選ばれました。

 Red Hat Cloud Infrastructureのアップデートは、Red Hatが、オープンハイブリッドクラウドのビジョンの遂行を継続するために、クラウドインフラストラクチャ製品のポートフォリオを更新したタイミングで提供されます。2013年12月に、Red HatはRed Hat Enterprise Linux OpenStack Platform 4.0の提供を開始し、更にはRed HatはRed Hat Enterprise Virtualization 3.3の提供開始を発表したことで、Red Hat Cloud Infrastructureがアップデートされました。これらのアップグレードされた仮想化およびクラウドインフラストラクチャ製品の強力な組合せは、Red Hat Enterprise Virtualization、VMware vSphere、およびMicrosoft Hyper-Vを含む異種混合のクラウド環境を管理するために、非常にセキュアで、豊富な機能を持つ仮想化ソリューションを提供します。また、この仮想化レイヤは、Software-Defined Networking(SDN)技術との統合を通して、より高度なネットワーク方式へのアクセスも提供します。

 Red Hat Cloud Infrastructureは、Red Hat CloudFormsとRed Hat Enterprise Linux OpenStack Platform 4.0の組合せにより、様々な環境において、検出、チャージバック、セルフサービスプロビジョニング、その他多くの機能を備えたクラウド対応アプリケーションを中心に、インフラストラクチャとして提供されます。さらに、Red Hat Enterprise VirtualizationとRed Hat Enterprise Linux OpenStack Platformは、それぞれNeutronとGlanceを通してネットワークおよびイメージライブラリのサービスを共有しているため、お客様は1つのストレージリポジトリからOpenStackイメージの作成、編集、実行を行うことができます。これにより、ストレージハードウェアのコスト削減に加えて、1組のイメージを使用することで矛盾が減少し、セキュリティ規制への準拠が簡素化され、非効率的な監査の繰り返しが軽減されます。

提供開始時期
Red Hat Cloud Infrastructure 4.0は、既存のお客様の場合、Red Hat Cloud Infrastructureのサブスクリプションを通して、既に利用可能です。

コメント
Red Hat、仮想化担当ゼネラルマネージャ
Radhesh Balakrishnan
「Red Hatは、オープンハイブリッドクラウドへの移行を検討しているお客様に、データセンター仮想化とクラウドのニーズを満たす製品のアップデートを提供できることを嬉しく思います。これらの製品は、より高い生産性と効率を備えたオープンなプライベートクラウドの構築に役立つように設計されており、高信頼性のインフラストラクチャをIT部門とクラウド事業者に提供します。Red Hat Cloud Infrastructureは、世界最大の商用OpenStackパートナーエコシステムに支えられており、IT部門が複数のデータセンターインフラストラクチャを結合することで、ユーザーのニーズへ効果的に対応することができます。」

Dellエンタープライズソリューショングループ バイスプレジデント
シニアフェロー兼チーフアーキテクト
Jimmy Pike氏
「OpenStack に関するDellとRed Hatの提携発表に対して、お客様との会話や反響を通して、お客様が肯定的に捉えていただいていることが分かり、勇気づけられました。エンタープライズ分野での Dellの経験とRed Hat Cloud Infrastructureが持つ顧客ベースの融合は、変化の早いビジネスニーズに対応するために、プライベートクラウドとデータセンターのリソースを組み合わせることを望む企業にとって魅力的な価値を提供します。」

インテル コーポレーション ソフトウェア&サービス事業本部
プランニング担当ディレクター
Ram Peddibhotla氏
「Red Had Cloud Infrastructureのアップデートに当り、インテル® Xeon® プロセッサー搭載サーバー上で動作するRed Hat Enterprise Linux OpenStack プラットフォームの高い可能性をより多くの顧客へご体験頂く為に、インテルはRed Hat社との長年の関係を継続することを楽しみにしています。Red Hat社とインテルは、顧客の課題解決に向けた長年の取り組みの延長として、従来型のデータセンター仮想化からOpenStackを使用したクラウドへの移行を検討しているさまざまな顧客に対し、On-Ramp to Enterprise OpenStack プログラムを提供してまいります。」


その他のリソース
Red Hat Cloud Infrastructure の詳細について

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Red Hat, Inc.について
オープンソースソリューションのプロバイダとして世界をリードするRed Hatは、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるクラウド、Linux、ミドルウェア、ストレージおよび仮想化テクノロジーを提供、さらにサポート、トレーニング、コンサルティングサービスも提供しています。Red Hatは、企業、パートナーおよびオープンソース・コミュニティのグローバル・ネットワークの中核として、成長のためにリソースを解放し、ITの将来に向けた革新的テクノロジー創出を支援しています。
詳細につきましては、http://www.redhat.comをご覧ください。

将来の見通しに関する声明
このプレスリリースに含まれる表現は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)が定める定義の範囲内で「将来の見通しに関する声明」に相当する場合があります。将来の見通しに関する声明は、特定の仮定に基づいて将来の出来事に対する現在の期待を表明したものであり、過去または現在の事実に直接関連しない声明を含んでいます。実際の結果は、そうした将来の見通しに関する声明で示されたものと実質的に異なる場合があります。それは、買収先の統合に関連するリスク、当社が効果的に競争できるかどうか、当社の知的所有権を適切に保護できるかどうか、サードパーティの知的所有権に関してライセンス侵害の主張がなされる可能性、データと情報のセキュリティ脆弱性に関連するリスク、当社の成長と国際業務を効果的に管理し、統制できるかどうか、訴訟がもたらす不利な結果、主要スタッフへの依存性、および当社のForm 10-Qに基づく最新の四半期報告(コピーはSECWebサイトhttp://www.sec.govから入手可能)に含まれるその他の要因(「リスク要因」および「財務状態と営業成績に関する経営陣の議論と分析」の項に記載された要因など)といった、さまざまな重要な要因に左右されます。さらに、本プレスリリースに記載された将来の見通しに関する声明は、本プレスリリースの発行日現在の当社の見解であり、これらの見解は変更される場合があります。ただし、当社は将来のある時点でこれらの将来の見通しに関する声明を更新する場合もありますが、更新についていかなる義務も負うものではありません。これらの将来の見通しに関する声明は、本プレスリリースの発行日よりあとのいかなる時点における当社の見解も表すものではありません。




レッドハット株式会社について
レッドハット株式会社は、米国ノース・カロライナ州ラーレーに本社をおく、エンタープライズLinuxの世界的なディストリビューションRed Hat,Inc.の日本法人です。 オープンソースを基盤として、組込み系からエンタープライズサーバまで対応する普遍的なプラットフォームとサービスを提供しています。




Red Hat、Shadowmanロゴ、JBossは米国およびそのほかの国において登録されたRed Hat, Inc.の商標です。 LINUX は米国及びその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です。 OpenStackはOpenStack LLCの登録商標です。

OpenStack®のワードマークとOpenStackのロゴは、米国とその他の国におけるOpenStack Foundation の登録商標/サービスマークまたは商標/サービスマークのいずれかであり、OpenStack Foundationの許諾の下に使用されています。Red Hatは、OpenStack FoundationやOpenStackコミュニティに所属しておらず、公認や出資も受けていません。 その他、記載されている会社及び製品の名称は、各社の商標または登録商標です。



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レッドハット株式会社 マーケティング本部
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